セント・リージェンツ大聖堂について
Posted on 2025.09.06
支配人/畑野圭紀
マリエール山手のチャペル内祭壇正面のアーチ型ステンドグラスは「純潔」という名の教会に飾られたステンドグラスと同一コンセプトで約二年半の歳月をかけイギリスの腕利き職人により製作されたもの。
19世紀アートの最高峰といわれる華麗なステンドグラスが輝いています。
サイドに飾られた26枚のステンドグラスはイギリス、ブリストルの「セント・セイビアーズ教会」に取り付けられていたもので1881年ステンドグラス作家「ジョン・リチャード・クレイトン」「アルフレッド・ベル」「アルフレッド・O・ヘミングス」の3名によって造られている本物のアンティーク。
クレイトンとベルは1857年にタッグを組み数々の名作を生み出した二人。
ウィンザー城の「St.ジョーンズチャペル」「ローチェスター大聖堂」
ケンブリッジの「キングスカレッジ・チャペル」「リッチフィールド大聖堂」など
有名な大聖堂の作品を手掛けた彼らの作品をここで見ることが出来ます。
素晴らしいアンティーク美術品とも言えるステンドグラスに囲まれたチャペルに一歩足を踏み入れると・・・
天井高16m、ヴァージンロード23mの国内最大級のスケール、息をのむ荘厳な雰囲気に圧倒されます。
ここだけ本当に空気感が違うのです。
幾年もの間、沢山の人々が祈りを捧げた空気を纏っている。
神社やお寺に入った時のような、あの何とも言えない神秘的な感じ。
これは科学的にも立証されている「フォトン」という粒子が生み出している空気なのだそうです。
だからこそ、何度訪れても、何度足を踏み入れても
神聖で神秘的な雰囲気に囲まれるのです。
これから新しく生活を始めて行かれる二人が誓いを立てるのに本当に相応しい場所と言えると思います。
またこの雰囲気の中で行う挙式は「キリスト教式」がおススメですが
(勿論、人前式でも問題なく結婚証書をゲストと一緒に創り上げるのも素敵です)
「キリスト教式」と聞いて、どんな印象を持たれますでしょうか?
「特に宗教は信仰していないから、ピンとこないな」
「キリスト教ってイエスキリストの宗教でしょ?」
「カジュアルな挙式を望んでいるので興味ないです」
など、普段信仰しない宗教のことは良く分からないかもしれません。
キリスト教式で誓う元となるのは「聖書」です。
聖書は世界で一番売れている本で、キリスト教以外にも様々な場面で道標となっています。
1,500年間かけて約40人の徳を積んだ神と言われる人々が書き足していった書物であり、人は誰でも欲に流されやすいが、真に正しい事とは何なのか、どう生きることが大切なのかを書いたものです。
読んでいると「稲盛和夫さん」などの著書にも似ている所があるように思います。
最終的に人が目指すべき場所なのかもしれません。
その中でマリエールの結婚式では
コリント人への手紙13章「愛について」の項目
「愛は高ぶらない、誇らない、 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。 愛はいつまでも絶えることがない。」
等を牧師が朗読し、これから新しい結婚生活を始める二人への指針としてほしいこととして、お伝えします。
※聖書の読む箇所や表現方法は牧師により多少異なりますが愛についての項目には変わりありません
そして二人へ
「●●さんは〇〇さんを妻(夫)とし、健やかなる時も病める時も愛し慈しむことを誓いますか?」
と問い掛けをします。
二人の言葉で語る「人前式」もとっても素敵ですが
1,500年以上紡がれてきた「”人”にとって大切にするべき大項目」を二人のこれからの指針にしていくことも素敵なのではないでしょうか?
列席している誰もが分かりやすく人類が大切にするべき指針。
美しい美術品に囲まれた荘厳なチャペルで誓ったこと
一生忘れることが出来ない時間となりますように。
◆マリエール山手のステンドグラスを探し出した「建築家:村上雅郁」より
私に手渡されたテーマは現存するブライダル関連施設の中で、最高のものを製作、あるいは入手するといったミッションでした。
ヨーロッパのゴシック大聖堂と呼ばれる教会へ十数か所足を運び、ロンドンの「ファームストリート教会」で出会った正面を飾るステンドグラスは、今まで見たことのない中央の聖母子が目に飛び込んできてそれはそれは神々しく感じました。
その感動をそっくりそのままマリエール山手の教会で再現したいと思ったのが始まりでした。
構想3年。イギリスでも腕利きの職人さんをプロデュースしてワンセットのステンドグラスの製作に2年半の時を費やしました。
原作と同様の素材、スケール、デザインで完成させました。
棟梁とも何度も意見を闘わせながら、一つ一つ積み上げていき、ようやく納得のいくものが出来たのがオープンのわずか1ヶ月前。
オープニング前の徹夜の取り付け作業も全く苦にならないくらいの完成度で自信作となりました。
このアンティークの大ステンドグラスを出来るだけ多くの方にご覧いただきたいと思っています。
19世紀アートの最高峰といわれる華麗なステンドグラスが輝いています。
サイドに飾られた26枚のステンドグラスはイギリス、ブリストルの「セント・セイビアーズ教会」に取り付けられていたもので1881年ステンドグラス作家「ジョン・リチャード・クレイトン」「アルフレッド・ベル」「アルフレッド・O・ヘミングス」の3名によって造られている本物のアンティーク。
クレイトンとベルは1857年にタッグを組み数々の名作を生み出した二人。
ウィンザー城の「St.ジョーンズチャペル」「ローチェスター大聖堂」
ケンブリッジの「キングスカレッジ・チャペル」「リッチフィールド大聖堂」など
有名な大聖堂の作品を手掛けた彼らの作品をここで見ることが出来ます。
素晴らしいアンティーク美術品とも言えるステンドグラスに囲まれたチャペルに一歩足を踏み入れると・・・
天井高16m、ヴァージンロード23mの国内最大級のスケール、息をのむ荘厳な雰囲気に圧倒されます。
ここだけ本当に空気感が違うのです。
幾年もの間、沢山の人々が祈りを捧げた空気を纏っている。
神社やお寺に入った時のような、あの何とも言えない神秘的な感じ。
これは科学的にも立証されている「フォトン」という粒子が生み出している空気なのだそうです。
だからこそ、何度訪れても、何度足を踏み入れても
神聖で神秘的な雰囲気に囲まれるのです。
これから新しく生活を始めて行かれる二人が誓いを立てるのに本当に相応しい場所と言えると思います。
またこの雰囲気の中で行う挙式は「キリスト教式」がおススメですが
(勿論、人前式でも問題なく結婚証書をゲストと一緒に創り上げるのも素敵です)
「キリスト教式」と聞いて、どんな印象を持たれますでしょうか?
「特に宗教は信仰していないから、ピンとこないな」
「キリスト教ってイエスキリストの宗教でしょ?」
「カジュアルな挙式を望んでいるので興味ないです」
など、普段信仰しない宗教のことは良く分からないかもしれません。
キリスト教式で誓う元となるのは「聖書」です。
聖書は世界で一番売れている本で、キリスト教以外にも様々な場面で道標となっています。
1,500年間かけて約40人の徳を積んだ神と言われる人々が書き足していった書物であり、人は誰でも欲に流されやすいが、真に正しい事とは何なのか、どう生きることが大切なのかを書いたものです。
読んでいると「稲盛和夫さん」などの著書にも似ている所があるように思います。
最終的に人が目指すべき場所なのかもしれません。
その中でマリエールの結婚式では
コリント人への手紙13章「愛について」の項目
「愛は高ぶらない、誇らない、 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。 愛はいつまでも絶えることがない。」
等を牧師が朗読し、これから新しい結婚生活を始める二人への指針としてほしいこととして、お伝えします。
※聖書の読む箇所や表現方法は牧師により多少異なりますが愛についての項目には変わりありません
そして二人へ
「●●さんは〇〇さんを妻(夫)とし、健やかなる時も病める時も愛し慈しむことを誓いますか?」
と問い掛けをします。
二人の言葉で語る「人前式」もとっても素敵ですが
1,500年以上紡がれてきた「”人”にとって大切にするべき大項目」を二人のこれからの指針にしていくことも素敵なのではないでしょうか?
列席している誰もが分かりやすく人類が大切にするべき指針。
美しい美術品に囲まれた荘厳なチャペルで誓ったこと
一生忘れることが出来ない時間となりますように。
◆マリエール山手のステンドグラスを探し出した「建築家:村上雅郁」より
私に手渡されたテーマは現存するブライダル関連施設の中で、最高のものを製作、あるいは入手するといったミッションでした。
ヨーロッパのゴシック大聖堂と呼ばれる教会へ十数か所足を運び、ロンドンの「ファームストリート教会」で出会った正面を飾るステンドグラスは、今まで見たことのない中央の聖母子が目に飛び込んできてそれはそれは神々しく感じました。
その感動をそっくりそのままマリエール山手の教会で再現したいと思ったのが始まりでした。
構想3年。イギリスでも腕利きの職人さんをプロデュースしてワンセットのステンドグラスの製作に2年半の時を費やしました。
原作と同様の素材、スケール、デザインで完成させました。
棟梁とも何度も意見を闘わせながら、一つ一つ積み上げていき、ようやく納得のいくものが出来たのがオープンのわずか1ヶ月前。
オープニング前の徹夜の取り付け作業も全く苦にならないくらいの完成度で自信作となりました。
このアンティークの大ステンドグラスを出来るだけ多くの方にご覧いただきたいと思っています。
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