マリエール山手がここにある理由
Posted on 2025.10.01
支配人/畑野圭紀
今日は「マリエール山手」がこの場所にある理由をお話しします。
名古屋駅近くのエリアを希望です。と仰る方も多いのですが、マリエール山手はこの場所であるからこそ。
マリエール山手がある「八事エリア」は閑静な高級住宅街です。
周りにはライオンズマンション様、豪華な住宅。名古屋在住者であれば「八事に住んでいる」と言えば、「お嬢様?」と思われるほどの高級エリアです。
また建物の高さ制限があるエリアのため、高い建物が建てられないのも景観を損なうことがなく、この本当の高級住宅街に二人のための「邸宅」を創り、二人の大切なゲスト様をお迎えする。
高級住宅街には、治安の良さ、静かで豊かな自然環境、充実した教育・医療サービス、質の高い商業施設、洗練された美しい街並み、場所の資産価値が備わっているのです。
大切なゲスト様をお招きするのに、こんなに相応しい場所は無いですよね。
そんな素敵な場所で1973年から今年で52年間、結婚式をお手伝いしています。
そして今の「マリエール山手」を作ろう!となった時、建築家が様々な場所を見て「これだ!」となったヨーロッパのある場所があったそうです。
「イタリアの中部にある世界遺産の街”アッシジ”との出会い」
ヨーロッパで挙式をする以上のブライダルステージを創りたい。
そんな発想でスタートしたこのマリエール山手プロジェクト。
ヨーロッパの教会を幾つも視察する中で感じたことは、ゴシック建築の壮大な身廊を持つ大聖堂に、言葉を失うような感動を何度も味わったことです。
またアッシジを旅した時の、あの、なだらかなウンブリ山と山手の丘との地形があまりにも似通っていたため、是非この雰囲気をこの場所で再現したいと思いました。
この山手の丘という高低差からくる難易度の高い造成工事もクリアできたことは奇跡的だとも思っています。
建築家「本間毅」
イタリア・ウンヴリア州スバシオ山、別名「天国の丘」に建つ上堂がゴシック様式、下堂はロマネスク様式の壮大な聖フランチェスコ教会。
このなだらかなアッシジの丘を「山手の丘」にオーバーラップ。
その美しい景観と清貧の思想に満ちた守護聖人サン・フランチェスコに捧げた中世の教会に魅了されて、この山手の丘に石造りの建築様式で再現。
「兄弟なる鳥たちよ、汝らの創造主を褒め讃えなさい。なぜなら神は、汝らに羽で包まれた飛ぶための翼を与え、きれいな空気を授けなんの苦労も心配もなしに食物を与え給うているのだから」
小鳥にさえ愛を説いた気高き聖人サン・フランチェスコの祝福が時空を超えて「山手の丘」に届くことを願って。
「ゴシック上部大聖堂」
聖・フランチェスコ教会の上部聖堂は、教皇パルマのヨハネによって1250年頃ゴシック様式へと改装された。
世界的に有名で偉大な聖人サン・フランチェスコに捧げる教会堂としては豪華さに欠けるといった理由からである。
イタリアにおける初めてのゴシック建築でイタリアルネッサンス前夜の13世紀から14世紀の中世の印象を残した初期ゴシックとなっている。
そんな建築イメージを限りを尽くして、ここ「山手の丘」に再現したのが石造りの中世風ファサード(建物の正面)。
誰もが振り返る不思議な魅力を秘めている。
「ゴシック下部大聖堂」
祈りの美術建築のような下部大聖堂をイメージ
聖フランチェスコ教会のロマネスク様式の下部聖堂は、ウンブリア山頂をはるか遠景に仰ぎ見た時も、半円形のローマンアーチが幾重にも重なり、中世の美術館のようにくっきりと稜線に浮かぶ。
1228年のロマネスク後期の柔らかなシルエットを、ここ「山手の丘」で再現。
石造りの壁面、アーチ型の列柱廊、はるか遠き中世のアンバーブラウンの色彩が上部聖堂のゴシック様式との絶妙なバランスで、祈りの教会美術建築のような風景を醸し出している。
この「山手の丘」にしか創れなかった風景がここにあります。
建築家の想いが詰め込まれた非日常感のウエディングステージ。
歴史と非日常の荘厳さ。前を通るだけで振り返り、一歩足を踏み入れたら、まるで海外リゾートのような異空間が広がります。
長年結婚式をお手伝いし続けているには理由があります。
今の私たちは、込められた想いを大切に、そして二人にしか紡げない物語を作っていくお手伝いをさせていただいているのです。
是非、山手の丘に訪れてみてください。
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